• 2019.06.10
  • ハウツー
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【おしえて!テンちゃん vol.01】個人旅行と添乗員付きツアーの違いをわかりやすく解説します!

近年、数々の航空券予約サイトやホテル予約サイトが出現し続けています。
一方、多くのユーザーも、どこで予約するのが一番安いかという答えを探し求めています。

巷でテレビCMを賑わしている旅行サービスの多くは、そのような個人手配型の旅行を計画するユーザーに対するWebサービスと言えます。個人が簡単に旅行を予約できるようになったため、主流の旅行スタイルと言えます。

「個人旅行」という旅のスタイルについて深く知ることで、もう一方の「パッケージツアー」や「添乗員付きツアー」という旅行スタイルについて理解が深まると思いますので解説していきます。

目次

  1. 「個人旅行」とは? どんな人におすすめ?
  2. 「パッケージツアー」とは? どんな人におすすめ?
  3. 「添乗員付きツアー」とは? どんな人におすすめ?

「個人旅行」とは? どんな人におすすめ?

「個人旅行」とは、交通手段、ホテル、食事、観光などを、それぞれ個人が自分自身で予約しながら計画する旅行スタイルのことを言います。一般的に、まずは時期と予算を勘案しながらお好みの方面への航空券を予約し、その出発と帰着の日程に合わせて、どこを訪問しようか、どこに泊まろうかといった計画に進みます。ホテルの予約が済めば、何を観光しようか、何を食べようかといった内容を検討し始めます。

この計画プロセスの中でユーザーは、航空券予約サイト、ホテル予約サイト、観光情報サイト(または観光情報誌)などの旅行サービスを利用することがほとんどです。

そこで直面するのが、いつ予約するか、どの予約サイトを通じて予約するか、という問題です。航空券予約サイトもホテル予約サイトも、価格が安いことを売りにしていることがほとんどですが、予約サイトごとに手数料を上乗せした価格を表示しているため価格が異なります。そこでユーザーとしては、損したくないため、どこが一番安いサイトなのか、という予約サイトの比較が必要となってきます。さらに同じ予約サイトでも検索時期やタイミングにより、航空券やホテル客室の価格が異なることもあり、いつ予約したら良いのかというジレンマに陥ります。

予約してしまってから安い価格を見つけたらどうしよう、という強いストレスを常に感じ、検索疲労、比較疲労という情報過多社会の犠牲になることもしばしば。さらに旅行の結果、旅行総額が結局は高くついてしまった、ということも発生しがちです。

 

旅行総額を最安狙いで手配する達成感や、自分だけのオリジナル旅行を計画することに満足感を求める方にとっては、個人手配という手段が欠かせません。一都市滞在で自由に過ごしたい場合や、万が一、旅行中にどんなトラブルがあっても結果的に楽しめるタイプの人におすすめの旅行スタイルです。

「個人旅行」は、「個人手配旅行」「自由旅行」などとも呼ばれています。

コラム
例えば、航空券はいくつかの運賃種別があり、それによって同じエコノミークラス利用であっても価格が異なります。その最安値から予約が埋まることがほとんどですが、予約キャンセルによって空きが生じると、後になってから安い価格の座席が見つかることにつながるのです。

これはほとんどギャンブルの世界です。最安値の座席が無くなっていても、きっと空きが出てくるに違いない、という期待を持って頻繁に予約サイトを検索し続けていれば、念願通りに安い座席が見つかる場合もありますし、逆に安い座席から埋まってしまい、結果的に以前見つけていた座席よりも高い価格で予約せざるを得ない、という目にあったりします。このような運試しを楽しめるほど心に余裕がある方にはいいですね!

「パッケージツアー」とは? どんな人におすすめ?

「パッケージツアー」とは、交通手段、ホテルが組み合わさっている(パックされている)ツアータイプのことを言います。基本的に、旅行会社が独自の仕入れ力を駆使して大量に安く仕入れているため、割安に提供されていることがほとんどです。

「パッケージツアー」は、「パックツアー」、単に「ツアー」とも呼ばれていたりします。

ユーザーは、お好みの方面と時期、予算、日数などを勘案しながら「パッケージツアー」を検討します。この段階においてユーザーは、旅行各社のパッケージ商品を比較することが多く、旅行会社のWebサイト(またはパンフレット)を検索して比較するか、多くの人が利用するツアー比較サイトを利用して複数の旅行会社のツアー商品を横断検索するなどします。

ここで旅行スタイルには更に別の分類があります。交通手段とホテルをパッケージングしただけのシンプルな「フリープラン」と、さらに食事や観光をフルパッケージし、添乗員が行程を共にする安心タイプの「添乗員同行プラン(添乗員付きツアー)」に区別されます。

「パッケージツアー」のメリットとして旅行代金を抑えつつ、旅行会社のツアー行程に含まれない観光地やレストランを巡るなど、自分だけのオリジナルな時間を大事にしたい方にとっては、「フリープラン」という選択がベストとも言えましょう。

コラム
もうひとつのパッケージツアー「ダイナミックパッケージ」についても触れておきます。こちらは交通手段とホテルの組み合わせを、豊富な選択肢とその価格を需要に対してリアルタイムな変動型(時価)で提供されている旅行商品です。

航空会社や鉄道会社のダイナミックパッケージを利用すれば、自社の座席を直接販売していることで、より安く予約することができるというお得感で人気を博しています。

「添乗員付きツアー」とは? どんな人におすすめ?

「添乗員付きツアー」とは、交通手段、ホテルの組み合わせのみならず、各地での食事や観光まで、旅行行程をフルにパッケージしており、その行程を共にする添乗員が付いたツアーを言います。旅行会社の仕入れ力と添乗員による人的サービスが組み合わされており、安心して参加できる、おまかせタイプの旅行スタイルと言えます。また旅行企画において、見どころを余すところなく盛り込んで、限られた日程・時間内を効率良く案内してもらえる内容になっています。

他の旅行スタイルにはない人的サービスのメリットを享受するためには、添乗員分のコストをツアー参加者で負担するわけで、多少の割高感が出てしまいがちですが、旅行に不可欠な食事や観光も含まれていることを考慮すれば抜群のコストパフォーマンスです。知らない土地(国)へ渡航する際の安心感も絶大で、特に各国や各都市を巡る周遊型の海外ツアーにおいては、移動・交通手段に対する不安感からも「添乗員付きツアー」は根強い人気があります。異国空港での航空機乗り継ぎ、ホテルチェックイン時の予約トラブルなど、言語に不安を覚える人にとっては添乗員の存在は欠かせないと言えましょう。

このような安心感あふれるサービスを生み出す添乗員は、ツアーコンダクター、ツアーエスコート、ツアーディレクター、ツアーアテンダントなどと呼ばれ、旅のスペシャリスト、旅の演出家などとも評されます。年間のほとんどを海外添乗で過ごされている言わば旅のプロである添乗員は、行程中にはツアーグループ全体にも気を配って、より良い旅の思い出づくりのお手伝いをしてくれることでしょう。

「添乗員付きツアー」は、一般的に「添乗員同行プラン」と表記されることが多いです。

コラム
添乗員が付いたツアーのイメージをすき焼き専門店に例えてみます。すき焼きに前菜やデザートが付いたコースメニューを頼んだとしましょう。中居さんがお肉を焼いてくれて、食べ方、食べ頃を教えてくれたり、取り分けてくれたり。全てお任せして食べることに集中でき、とても満足な時間を過ごせることでしょう。まさに「添乗員付きツアー」のイメージだと思いませんか?

一方で、食べ放題のすき焼き店と比較してみます。食べ放題メニューの中から安いお肉コースや高めの和牛コースなど、メニューを選んだあとは自分のペースで、好きなものを好きなだけ、自由気ままなスタイルで食事を楽しめます。こちらは「フリープラン」のイメージですね。

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