4月7日に出された緊急事態宣言は、5月25日に全国で解除されました。約1ヶ月半続いた自粛生活の反動もあり、お出かけするのが待ち遠しいという方も多いのではないでしょうか。新型コロナの流行収束後にどこに旅行しようか今のうちから検討できるように「ステイケーション」についてわかりやすく解説しています。アフターコロナ、ウィズコロナ時代は、「3密」の回避や、人と人との距離の確保(ソーシャルディスタンス)、マスクの着用は引き続き行いながら、今までよりも安全に気をつけて旅行しましょう!
目次
ステイケーションって何?
ステイケーションとは、「滞在=ステイ(stay)」と、「休暇=バケーション(vacation)」を組み合わせて作られた造語です。休暇の過ごし方として海外や遠くのリゾート地など長距離の旅行を選ぶのではなく、自宅やその周辺にステイしながら休暇を取るスタイルです。新型コロナウィルスが心配な昨今は混雑している人気の観光地を巡るような旅行は控えたいもの。そんなときにおすすめなのがステイケーションです。
ポイントは予定を詰め込みすぎないことと、ちょっと贅沢に過ごすこと。移動時間や交通費の節約になるため、いつもより少しリッチなホテルや貸し別荘、民泊などでゆったり過ごすのが代表的な過ごし方です。飛行機や新幹線に費用を割かずに済む分、高級レストランやシャンパンなどのお酒、ディナークルーズやヘリコプターでの夜景観賞といった非日常体験を楽しむのもおすすめです。
ステイケーションにおすすめの宿泊施設とは
ホテル、貸し別荘、民泊などさまざまな宿泊施設があるため、目的に応じて選びましょう。どんな過ごし方ができるのかや、それぞれの宿泊施設のメリットやデメリットを紹介します。
ホテル・旅館でステイケーション
ホテル・旅館の良さは、なんといっても家事から解放されること。部屋の清掃やベッドメイキングをしてもらえますし、タオルも新しいものに交換してもらえるので洗濯も必要なし。ステイケーションとして真っ先に候補にあがります。ステイケーションするなら、フィットネスジムやプール、エステやマッサージが受けられるスパが併設されているホテルや、温泉大浴場付きの旅館がおすすめ。複数のレストランやカフェが併設されていれば、その日の気分によって選べて嬉しいですね。
ただし、ホテル・旅館の部屋はひとつの空間にベッドやテーブル、シャワールームが集まっているため、長時間を部屋で過ごすと変化に乏しく感じるかもしれません。またソファなど居住空間がベッドとは別に用意されているような部屋だと、宿泊料金も高くなりがちなのがデメリットです。
ホテル・旅館検索のおすすめサイト
一休PLUS+
ホテル予約サイト 一休.com が運営する、高級ホテル予約サイトです。上質なホテルや高級旅館だけを厳選して掲載しているため、ステイケーションにぴったりな贅沢な時間を過ごせます。宿泊料金に応じてポイントが付くのは楽天トラベルなどと同様ですが、一休.comの場合はポイント分をその場で割引として適用できるのが特徴です。
貸し別荘でステイケーション
貸し別荘の良さは、普段の生活とは違う環境に身を置けること。森林の中にあるコテージや、海まで徒歩圏内のヴィラなど、リフレッシュには最適です。またバーベキューができるデッキや暖炉、温泉がひかれた檜風呂など、設備面でも充実している物件も多くあります。料金も一棟あたりで設定されていることが多いため、友人同士や家族同士で利用すれば割安になるのも大きなメリットです。
ホテルなどとは異なり客室清掃係はいませんので、必要に応じ自分たちで掃除する必要があります。またレストランなどもないので、外食するか自炊する必要があります。清掃や食事など、ある程度自分たちで行うことが嫌でなければおすすめです。
貸し別荘やリゾートマンション検索のおすすめサイト
一休.com バケーションレンタル
ホテル予約サイト 一休.com が運営する、バケーションレンタル予約サイトです。オーシャンビューのヴィラ、暖炉付きの高級別荘、田舎暮らし気分を味わえる古民家、ペットと一緒に泊まれるコテージ、キッチン付きのコンドミニアムなどが数多く掲載されており、きっと理想通りの宿泊先が見つかります。
さらに審査済みの物件だけが厳選されていて、一休.comだけで予約できる隠れ家もあるのがポイント。
各物件の紹介ページには施設の写真だけではなく、どんな過ごし方ができるかイメージできる写真も掲載されているので、はじめてのステイケーションにもおすすめです。
民泊でステイケーション
民泊とは、一般の民家に宿泊することを指します。マンションの一室だけではなく一戸建てなどもあり、貸し別荘のように利用できることが特徴です。ホスト(貸し手)とゲスト(借り手)を結びつけるプラットホームとして、Airbnb(エアビーアンドビー)が知られています。
ホテルよりも広い部屋が格安で借りられることが一番の特徴です。貸し別荘と同様、人数が多ければ一人あたりの料金が安くなるため、友人同士や家族同士のステイケーションにおすすめ。
デメリットとしては、ホスト(貸し手)によって設備の利用条件が異なるため、確認が煩雑なことです。チェックインや鍵の受け渡し方法、電子レンジ・オーブンや洗濯機などの家電製品が設置されているか、必要な調理器具が揃っているかなど、貸し手によって条件はさまざまです。それらの確認作業が手間でなければ、ホテル並みにきれいで広い部屋や家を比較的安く泊まれるためおすすめです。
民泊検索のおすすめサイト
Airbnb(エアビーアンドビー)
民泊を一気に世に知らしめたのがAirbnb(エアビーアンドビー)。使い方はホテル予約サイトとあまり変わらず、日程や場所、人数で検索するだけで多くの民泊物件を検索できます。シェアハウスや相部屋のドミトリーなども掲載されているため、検索条件の「部屋タイプ」は「まるまる貸切」に設定するのがおすすめ。その他、設備やアメニティ、ベッドの数、無料駐車場の有無など、細かく条件を追加することも可能で、理想の物件に出会えます。
ホテルの場合は宿泊前日までキャンセル料がかからないというケースも多くありますが、民泊の場合は予約時点からキャンセル料が発生することもあるため、条件をよく確認する必要があるので要注意です。