都内に残る路面列車 東京さくらトラム。
4年程まえに都営荒川線から「東京さくらトラム」に名称変更。
早稲田駅から三ノ輪橋駅までの12.2Km、30もの駅を経由し約一時間かけて走りぬきます。
乗り降りは、ワンマン運転なのでバスと同様。前から乗って目的の駅が近づいたらボタンを押して、次の駅で降りることを運転手に知らせます。
自動車と一緒に路面を走るエリアやJR山手線が走る高架下を通るポイント、季節によってバラや桜が楽しめるエリアなどもあり、車窓も楽しめます。
今回は、早稲田駅からJR 京浜東北線や東京メトロ南北線が通っている王子前駅までのおすすめ観光スポットをご紹介します!
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、各施設で規制などが発生している場合がございます。お出かけ前には必ず公式サイトなどでご確認ください。
目次
【鬼子母神前 駅】鬼子母神
鬼子母神前駅から参道を通って徒歩3分程度の場所にある鬼子母神。>
鬼子母神様は千人もの子を生む一方、近所の子をさらってきて食べてしまうことから、人々からは憎まれ恐れられる存在でしたが、お釈迦様の導きによって回心したと言われています。>
そのことから、子授かり、安産、育児の神様として有名です。>
境内にある大黒堂では、千人の子を生み育てた鬼子母神さまにあやかり、子宝に恵まれますようにとの願いが込められた、名物「おせん団子」が土日祝日と8のつく日に販売されてています。>
鬼子母神前駅から鬼子母神堂までの参道は、ケヤキ並木になっているので、秋になると紅葉も楽しめます。
【庚申塚 駅】とげぬき地蔵尊
病気平癒として人気がある、とげぬき地蔵。
正式名は「曹洞宗萬頂山 高岩寺」。
洗い観音といわれる「聖観世音菩薩」が有名で、自分の治したい部分を白い布で洗うと治ると言われています。
昔はたわしで洗っていましたが顔などがすり減ってしまったことから、平成4年に執行された新しい聖観世音菩薩の開眼式を期に白い布になったそうです。
そして、縦4cm横1.5cmほどの和紙に尊像が描かれている「とげぬき地蔵尊御影」も有名です。
痛いところに貼ったり、のどに刺さった骨が取れない時に飲むと取れると言われています。
庚申塚駅から徒歩10分程度。
ご年配の方に人気の巣鴨地蔵通り商店街の中央付近に位置しているので、商店街を散策するのも楽しいです。
おみやげには治癒能力を高め元気になると言われる巣鴨名物「赤パンツ」がおすすめ!!
【飛鳥山 駅・王子駅前 駅】飛鳥山公園
飛鳥山駅・王子駅前からすぐのところにある「飛鳥山公園」。
さくらの名所として有名ですが、6月にシーズンを迎えるあじさいも有名で、「飛鳥の小径」といわれるエリアには約1,300株ものあじさいが植えられており、その距離なんと約350m!
他にも、ツツジや、紅葉の並木道もあるので、四季折々の景色が楽しめます。
また、飛鳥山の山頂までは、自走式モノレールのあすかパークレール「アスカルゴ」が運行されています。
飛鳥山駅から王子駅前の間には都内で唯一、路面を走るエリアがあるので、早稲田方面からなら、ぜひ「王子駅前」から行ってみてください。
飛鳥の小径や「アスカルゴ」の乗車場所も王子駅前からの方がアクセスが楽です。
東京さくらトラム(都電荒川線)には「都電一日乗車券 / 都電IC一日乗車券 」が400円(大人)で発売されています。
当日なら都電の車内でも購入できますが、前売り券が荒川電車営業所、都電定期券発売所などで販売されています。
詳しくは東京都交通局の公式サイトでご確認ください。